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ネット広告の運用はもはや専門職

先日、ネット広告の最新状況について、ある方にご説明をさせていただいておりました。その方は、ご自身でもリスティング広告を運用されている方ですので、ある程度のベースの知識はお持ちの方です。

しかしながら、検索キーワード広告の詳細、リターゲティング広告について、ターゲティング広告について、サーチターゲティング広告について、オーディエンスターゲティング広告についてなど、次々と出てくる最新のネット広告の説明をさせていただくのに、ざっと2時間はかかりました。

それでも、これらの広告の詳細まではお話ができませんでした。

そして何よりも、これらの広告の仕組みや、管理画面の設定方法をご説明させていただいたとして、本当に大切なのは、これらの広告をどのように活用すればよいのか、という部分になります。

この広告の活用については、クライアントのホームページ、もっと言えばクライアントのビジネスの状況にまで踏み込んで考える必要がありますし、それをもとに、広告戦略を立てていくという、なかなか難しく、かつ、たいへんな作業が待ち構えていますが、これらのノウハウについては、とても2時間でお話しできるものではありませんでした。

これらのことを考えると、ネット広告はもはや、専門職だと言えるのではないかと思います。

コンバージョンまでの期間

リスティング広告など、ネット広告のコンバージョンを測定する際に、一般に、「広告をクリックしてから30日以内のコンバージョンは、広告によるコンバージョンとする」と定義することが多いです。

つまり、コンバージョンが発生した際に、その人が過去30日以内にネット広告をクリックしていたら、そのコンバージョンは、広告の成果としよう、ということです。

一見すると、広告の成果を過大評価しているように思えるかもしれませんが、実際のところ、ネット広告をクリックしてその場で購入完了するという場合よりも、しばらく考えて、場合によってはブックマークに一旦入れて、その後、購入に至る、という購買行動も多いと思われます。

特にウエディング業界の場合、資料請求するにしても、ましては来館予約をするにしても、しばらく検討をする期間が必要になると思います。

それでは、実際にコンバージョンまでの検討期間はどのぐらいか。実はグーグルアドワーズ広告では、これを実際に調べることができます。

管理画面のメインメニューから、「ツールと分析」-「コンバージョントラッキング」を選択し、左側のサブメニューから「サーチファンネル」-「期間」をクリックしていくと、実際のコンバージョンについて、ネット広告をクリックしてから、実際にコンバージョンが発生するまでの日数を見ることができます。

サーチファンネル

例えば上記の場合、コンバージョンまでの日数が1日以内なのが全体の46.67%ですので、裏を返せば、50%以上の人が、ネット広告をクリックした日ではなく、翌日以降にコンバージョンをしていることがわかります。しかも、なんと12日以上の日数がかかるコンバージョンも33.33%もあります。

ということは、この商材については、即日コンバージョンに至る確率よりも、翌日以降にコンバージョンに至る確率のほうが高いということになります。このコンバージョンまでの期間を把握することで、リマーケティング広告の活用などが、より効果的に運用できるようになります。

 

ネット広告は運用が重要

MarkeZineに掲載されている以下の記事が面白いです。

・枠買いから運用へ、ニーズが高まる「運用型ネット広告」は2591億円市場に
http://markezine.jp/article/detail/18117

記事は、インターネット広告市場における、「運用型広告」の割合がどんどん増えていますよ、というもみのです。「運用型広告」とは、リスティング広告や、リマーケティングやリターゲティングなどのアドネットワーク広告を合算したもので、インターネット広告のうち、6割以上を占めているとのことです。

これらの広告は、広告を出せばよいというものではなく、広告を出しながらチューニングを行い、費用対効果を目標ラインまでもっていく運用が必要というものです。成果が出るまである程度の日数がかかり、その間には、いわゆるPDCAのサイクルを回す必要があります。

このPDCAを回すためには、ある程度のところに到達するまで、だいたい2~3カ月は必要で、その後、常時、競合との関係や市場の変化に応じてチューニングを行う必要があります。

これらの運用を軽視するあまり、1カ月目で「成果が出ないからやめよう」というのは非常にもったいないです。短くて3カ月、できれば半年程度は、辛抱強く成果を出すためにチューニングを続けていただきたいと思います。

続きはWEBへ

「続きはWEBへ」というのがもはや当たり前となり、テレビCMでも取り立ててそのような呼びかけをしなくても、「テレビで見て、WEBで調べる」という行動が当たり前のものとなっています。

特にここ1~2年、スマートフォンが普及し、自宅にいるときも常にスマホを持っているという人も多いことでしょう。そのような場合、テレビで見て気になることがあれば、即、検索するという人も多いです。

であれば、もし自社がテレビで取り上げられる場合、事前にネット広告を仕込んでおく、というのは当然に重要な施策となってきます。

テレビで取り上げられるのにホームページのアクセスが変わらない、という場合、テレビで注目を集めてからの、誘導が弱い場合が考えられますので、検索キーワード広告の出稿をご検討ください。