顧客を育成するという視点

LINEで送る
Pocket

さまざまなネット広告媒体がありますが、運用をしていると、なまじ効果測定ができるばっかりに、ついつい、「コンバージョン単価を寄せに行く」ということになります。

顧客を1件獲得するためのコストはXXXX円まで。

という指標がある場合、全てのネット広告媒体を並列に並べて、顧客獲得コストの安いものにどんどん予算をシフトさせるという愚。

実際には広告媒体ごとに役割は異なるはず。

需要を生み出す広告もあれば、生み出された需要を購入へと結びつける広告もあるし、購入したいと思っている人を刈り取る広告もある。

この中でもっともコストが安い「ように見える」のが、購入したいと思っている人を刈り取る広告。

そもそもどこかで「購入したい」という気持ちが高まった人を見つけて、買ってもらうというものですので、商品が合っていれば、価格が見合っていれば、買っていただけるはず。

しかしそういう広告媒体ばかりに広告予算を投じた場合、購入したい人がいなくなったらそれでおしまいです。もちろん業界のマーケットリーダーでなく、フォロワー、ニッチャーの場合であれば、マーケットリーダーが作ってくれた「購入したい人」を、いかにして横取りするか、ということに頭を絞ってもよいのですが、そういうことをしていると、需要が減退してしまった時にどうしようもありません。

できることなら、顧客になりそうな見込み客に日頃からアクセスするルートを持っておき、うまいことコミュニケーションすることで見込み客の中から買いそうな人を育成し、顧客へと結びつけていく、ということができればと思っています。

言うは易し、行うは難しですが、それを目指していかないと、ネット広告のマーケッターとしては失格だと思っています。

The following two tabs change content below.
後藤 大典

後藤 大典

株式会社サムシングフォー 取締役 株式会社ラプレ 取締役 インターネットマーケティングのプロフェッショナル。 上場企業のネットマーケティングのみならず、中小零細企業のマーケティングに精力的に取り組み、ソーシャルネットマーケティングの実践者。 ネット広告の知識も深く、さまざまな業界の企業をサポート。 なんば経済新聞の編集長を務め、プレスリリースの活用方法に関するセミナー主催や配信を実施。 ITを用いた地域活性化にも積極的に取り組み、ネット・リアルに関わらず活性化に尽力している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です