月別アーカイブ: 2014年7月

ホームページを作るときの注意点

最近弊社では、新たにホームページ時を作成させていただく際や、ホームページのリニューアルを実施する際には、できるだけ「ヤフータグマネージャー」の導入をさせていただいております。

これまで、ホームページを立ち上げてから、アクセス解析や、ネット広告を実施するたびに、ホームページ制作会社に依頼してタグを追加していただいていたクライアント様がほとんどでしたが、このタグマネージャーが発行する「ユニバーサルタグ」を貼っておくと、それ以降のタグの追加などの際に、ホームページのHTMLソースを触ることなく、ヤフータグマネージャーの管理画面上から設定するだけでよいので、とても便利です。

ただし、ヤフータグマネージャーのユニバーサルタグを導入するにあたり、ホームページ側で気を付けていただきたい点があります。

ユニバーサルタグは、ホームページのURLによって、どのタグを起動させるかをシステムで判定しています。従ってメールフォームなどで、「入力ページ」「確認ページ」「送信完了ページ」が同じURLになっているようなホームページの場合、これらを見分けることができず、コンバージョンの設定をうまく行うことができません。

ですので、ホームページを制作する際には、画面遷移をすればURLが切り替わるようにしていただく、ということを徹底していただければと思います。

ヤフーのTポイントの関係強化

7月15日に、以下のニュースが話題になっていました。

知らぬ間に履歴提供…ヤフー・Tポイント相互に

ヤフーは以前、ヤフー独自のポイントサービスを導入していたのですが、ある時、Tポイントへの移行を発表しました。これにより、ヤフーIDとTポイントのIDとを連動させるという手続きをすることで、これまでのポイントを統合できるようになりました。

利用者にとっては一見、Tポイントという汎用性の高いポイントサービスになり、便利なように思いますが、私としては、このTポイント化のニュースを見たときから、Tポイントのリアルの購買履歴データと、ヤフー上の購買履歴データ、検索キーワード、閲覧したページなどの情報を連動させ、総合にマーケティングに活用するはずだ、と断言していました。

果たして、そうなった、というわけです。

上記のニュースでは、具体的なことはあまり書かれていませんが、例えば、ツタヤをはじめ、Tポイントカードが使えるファミリーマートなどで、何を買ったのか、どこが利用していたのか、といった情報をヤフーが仕入れることで、その人がヤフーを閲覧している際に見せるバナー広告の出し分けをする、といったことが可能になります。ファミリーマートで「〇〇」か「△△」という女性誌を買った人にだけ、この広告を見せる、ということができるようになるのです。

われわれネット広告に携わるものからすると、この取り組みは非常にチャレンジングで面白いと思うのですが、なんとなく情報がダダ漏れになっているようで気持ち悪い、と感じるユーザーもいるかもしれません。今後の動向を注視したいと思います。

「アドテック九州」に参加してきた

7月8日、インタラクティブマーケティング・広告、マーケティング技術に関するカンファレンス「アドテック九州」に参加するため、福岡まで行ってきました。10471089_893621487331091_1863616759868030001_n

アドテックは昨年、はじめて「アドテック東京」に参加しましたが、ネット広告に関する最新技術や、マーケティング担当者の「生の声」を聞くことができる、とても面白いイベントでした。なので今回も楽しみに出かけていきました。

会場となった福岡国際会議場は、とてもきれいな会場でしたが、東京に比べると人は少なめでしたが、これでもカンファレンス会場には人が多くいました。

いろんなブースを見てまわって、面白いなあと思ったのは、広告の配信と、天気や温度を組み合わせたもの。たとえば、雨の場合には雨用の広告を配信したり、気温が高くなったらアイスコーヒーの広告を配信したり、ということが、広告を閲覧している人がいる場所に応じて自動的に最適化できるというもの。

まだまだ実験段階でしたが、すごい面白い試みだなあと思いました。例えばこれをネット広告としてだけでなく、デジタルサイネージに配信しても面白いですし。

アドテックスは11月には、大阪でも行われますので、今から楽しみにしています。

広告はアートだ

変なタイトルですみません。

ネット広告と言えば、検索キーワード連動型広告のことを指していた時代は過ぎ去り、現在では、ネット広告と言えば、検索キーワード連動型広告だけでなく、リターゲティング広告、ターゲティング広告などのディスプレイ広告をも含んだ運用が一般的になりました。

マーケティング的な言い方をすると、刈取り型広告だけだったもが、需要喚起型広告をも取り扱わないといけなくなったということになります。

刈取り型広告だけの時代には、ユーズが顕在化した、つまり購買行動に入った体制のユーザーが検索をしているタイミングが最大の勝負どころになりますので、いかに購買につながるキーワードで広告を上位に表示させるか、だけを考えていればよかった。別の側面で言えば、インターネットが多くのビジネスにとったフロンティアだったために、ユーザーのニーズはあるのに、提供企業が少ない時代だったため、刈取り型広告を出せば刈り取ることができた、ということが言えます。

しかし現在では、インターネットがほとんどのビジネスで顧客接点として認識され、さまざまな企業が参入してきていて、刈取り型広告の出し合いとなっており、ニーズの顕在化したユーザーを奪い合う構図となっているのであります。こうなると、資金力のある企業、ブランド力のある企業の一人勝ちというのがいろいろな業界で見られるようになってきました。ブライダル業界とて他人ごとではなく、むしろブライダル業界こそ、この傾向が強く見られるのであります。

この場合、中小零細のブライダル関連企業にとっては、ネット広告もまた、紙媒体同様、またまたハードルの高い、費用対効果の合わない広告媒体と成り下がってしまった、と言うことができるかも知りません。

でもこれは刈取り型広告である、検索キーワード連動型だけを使うのではなく、まだフロンティアとして残されているディスプレイ広告を使うことで活路を見いだせると考えています。ただしディスプレイ広告の難しいのは、あまりにもいろいろなところに、いろいろな方法で掲出することができるため、どこにどう出したら成果につながるのか、あるいは、成果につながっているのかどうかすら、わかりにくいという点にあります。

しかしながらこれまでの経験上、ディスプレイ広告は確かに成果につながる広告でありますし、もはやディスプレイ広告を併用しないと成果が出ないとまで言ってもよいと思います。ただこのディスプレイ広告は本当にアートな世界だと思っています。つまりどういうシナリオで顧客を作り、あるいは見つけ、あるいは育成するのか、というのが担当者の想像力に担保されるという点にあります。