月別アーカイブ: 2014年6月

Yahoo!アクセス解析の新機能

アクセス解析ツールと言えば、GoogleのGoogleAnalyticsが広く使われていますが、個人的には、Yahoo!のYahoo!アクセス解析に注目をしています。

Yahoo!アクセス解析は、Yahoo!のタグマネージャーを導入する際に、同時に導入することができるもので、私見ですが、GoogleAnalyticsよりも経営者層にとって、わかりやすく、実用的な情報を提供しようという試みが見て取れます。

そんななか、6月24日から追加された新機能が面白いです。

「過去の足あと機能」と「ニックネーム機能」です。

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Yahoo!アクセス解析では、訪問者が今回の訪問において、どんなページを見ていたのかという、訪問者ごとの閲覧履歴をたどる機能を搭載していますが、この機能が拡張され、この訪問者が過去にホームページに訪問していた時の閲覧履歴までたどることができるようになりました。また、その特定の訪問者に対して、管理画面上で「ニックネーム」を付けることができるようになりました。

アクセス数がとても多いホームページであれば、個別に訪問者の動きを見ることよりも、全体として訪問者がおおよそどのような動きをしていたのかを見るほうが有益な情報が得られるかと思いますが、1日に1件、あるいはそれ以下のコンバージョンしか発生していないホームページの場合(ウエディングの場合、実際にはそのぐらいのホームページが大半です)、コンバージョンに至った訪問者が、これまでどのような閲覧をしていたのかを知ることは、とても役に立つことだと思います。

具体的に、この機能を使うことでどんなことができるのか。

例えば、ウエディングの来館予約があったとします。1日に1件程度であれば、その人を、Yahoo!アクセス解析上で特定することは簡単なことです。「ニックネーム機能」により、管理画面上で、その方のお名前を入力します。そうすることで、その人が過去にどのようなキーワードでホームページに来たのか、どんなページを重点的に見ているのか、といったことが手に取るようにわかります。

そして実際に来館された際には、これらの情報をもとに最適なご提案を行うというわけです。

この新機能も、とても魅力的な機能ですね。GoogleAnalyticsに加えて、そろそろ、Yahoo!アクセス解析の導入も、ご検討いただければと思います。

ペルソナは結構重要

マーケティングプランを考える上で、想定しているターゲット層をできるだけ明確にする必要があります。年齢・性別・居住地・興味あることなど、ある程度の想定はできると思いますが、さらに一歩踏み込んで、職業や普段の行動、家族構成など、実際にいそうな人間のディテールまで踏み込んだ仮想の人物を「ペルソナ」言います。

ペルソナが実際に存在するかはさておき、そんなペルソナをいくつか想定することは、広告のプランニングをする上でけっこう重要な気がしています。

ネット広告においても、これまでの「検索キーワード広告」と「リターゲティング広告」の組み合わせだけであれば、ペルソナを想定する必要は、実はあまりありませんでした。

なぜなら、どんなターゲット層であるかよりも、どんなキーワードがユーザーニーズを反映しているか、を考えるほうが、手っ取り早くて確実に成果につながったからです。リターゲティング広告も、いちどホームページに来て特定の行動を取っている人ですので、ターゲット層を想定する必要はあまりありませんでした。

しかしながらこれからネット広告は、「ターゲティング広告」をいかに活用して、AISASでいうところの「Attention」と「Interest」を獲得していくかが成功の鍵になっていきます。この2つのフェイズでは、ユーザーのターゲットをできるだけ明確に想定し、そのターゲットがどこにいるのか、何に関心を持っているのかを考え、ピンポイントで広告クリエイティブやホームページ内容を作り上げる必要があります。

すなわち、ペルソナが結構重要になってくる、ということなのです。

交通広告とネット広告の組み合わせ

人は一日に、どのぐらいの広告を目にするのでしょうか?

朝、家を出て、駅のホームにある看板、電車の中にある広告、バスのラッピング、その他、新聞広告、テレビCM、雑誌広告など、ありとあらゆるものが広告媒体化しています。近頃では、テレビドラマや映画本編に登場する洋服や雑貨など広告協賛されている企業のものだったりします。

その中でも、目にしないのが難しいのが、交通広告といわれるものです。この広告は自然と眼に入るものですが、目に入れないでおこうと思うのが難しいものでもあります。また日常の行動の範囲に展開される広告ですので、「意図していなかったけど、見たら関心を持った」という商品広告があったりします。

インターネット広告で集客をする際に、ネックになるのが、「そもそも検索してもらうために何をフックにするのか」ということです。ここに交通広告を使おうというのが最近のトレンドの1つでもあります。

最近は、交通広告とネット広告の連動を意識した広告展開を行うことも増えてきました。これは一朝一夕に成功パターンを見つけられるわけではありませんが、なるべく早く取り組みをすることで、他社に先駆けたノウハウを作り出すことができます。

リターゲティングは「泳がす」イメージ?

ヤフーのリターゲティング広告や、グーグルのリマーケティング広告に、私はターゲットを「泳がす」イメージを持っています。

「泳がす」というと言い方が悪いかもしれませんが、一度ホームページに来たけれども、その時にはコンバージョンはしなかった。でももう一度、何らかの方法で訴求をすることで、ホームページに戻ってきてもらって、コンバージョンしてもらう、というイメージです。

もちろん初回の訪問でコンバージョンするのが一番よいですが、自分もそうですが、初めてホームページを見て、いきなり申し込むというのは、そうそうあるものではありません。例えば旅行に行く時に、どのホテルに泊まるか、なかなか即決はできません。いくつか比較検討して決めています。

そんな感じで、ウエディングについても、いきなり来館予約をする人もいれば、うーん、どうしようかなあと思って、ブックマークに入れたけど、そのまま忘れてしまっていた、ということもあるかと思います。あるいは、ホームページをパッと見て、USP(unique selling propositionの略。式場の特徴のこと)がわからず、なんとなく離脱してしまったということもあると思います。

そういう時に、リターゲティング広告を使って、「今週末、こんなウエディングフェアがあるよ」「うちの会場はここが特徴なんです」「こんなプラン始めました」ということをうまく訴求すれば、もしかしたら「え、そういうプランがあるのか」と思って、もう一度ホームページに来てくれて、来館予約をしてくれるかもしれません。

そういう意味で、「泳がす」イメージを待っています。ポイントは、泳がせた見込み客を、「どんなフックで釣り上げるか」(またまた言葉が悪くてすみません・・・)、そこにあるのではないかと思います。繰り返しになりますが、そのフックとは、式場のUSPが明確であり、バナー広告のビジュアルにそれが端的に落とし込まれているか、ということになります。