月別アーカイブ: 2014年5月

広告のクリエイティブ

検索キーワード連動型広告で掲載する「テキスト広告」は、文字数や表現方法が限られていることや、広告キーワードとの関連性を高めるため、検索キーワードを広告分に盛り込むといった作法があるため、テキスト文面はそれほどバリエーションに富むとまではいきません。

一方で、最近隆盛を極めつつ有る「ディスプレイ広告」は、広告バナーの内容はほぼ自由です。ですので、使用する写真やキャッチコピー、サブコピー、色合いなど、かなり自由度が高いといえます。

有名な事例ですが、広告バナーには「女性の写真」を掲載することで、クリック率が上がることが知られています。これは男性に対しても、女性に対しても言えることです。その他、男性であれば、ハンバーガーの写真や、焼肉のシズル感のある写真なども、クリック率が上がると言われています。

これらの写真を使うことで、クリッ率を高めることができますが、厳密には、クリック率を高める以前に、アイキャッチとなって注目度を高める効果があります。その上で、広告コピーで実際のクリックを誘発するという考え方です。

それでは広告コピーは何が良いのでしょうか。もちろん商材によって違うのですが、「~な私になりたい」「~という状態を解消したい」「~という利点があります」といった、いくつかの願望・改善提案・メリットなどをキャッチコピーに落とし、実際にどれが良いのか試してみることになります。

また、忘れてならないことですが、この広告の主体は誰か?クリックするとどういうホームページに飛んで行くのか、が用意に想像できることも重要です。これらをうまく組み合わせることで、クリック率とホームページの精読率を高め、ついてはコンバージョン率を高めていくことができると考えています。

検索結果は人によって異なる

案外知られていないことなのですが、Googleの検索結果は人によって異なります。

正確に言えば、Googleアカウントにログインした状態で検索をした場合、検索結果はその人に最適化されていますので、他の人の検索結果とは異なります。

具体的には、過去に検索していたキーワードであったり、過去によくクリックしたURLなどを反映し、その人に最適と思われる順に、検索結果の表示順を最適化しています。例えば、「大阪 焼肉」と検索した人がいる人が、「焼肉」とだけ検索した際に、大阪の焼肉店を優先して表示する、といったことはGoogleであれば当然に行っていると思います。

またスマホで検索を行っている場合、自分がいまいる場所との関連性が高い、つまり近い場所にあるお店を優先的に表示する、といったことも当然に行われているはずです。

しかも最近では、Google+でフォローしていたりする人の発言内容をより上位に表示したりといったことも行われているようです。

この動きは今後、どんどん加速していくことになると思います。

人にって検索結果が違うようになる、このことがどんどん進んでいけば、単純にSEOで「何位になったからよかった」という話ではなくなってきます。究極的には、自分が望むターゲットでのみ上位表示されていればいい、そういう話しになっているのではないかと思います。

いろいろなものが連動する・・・

東京ビッグサイトで開催されている「Japan IT Week」の初日に行ってきました。IT関連の展示会としては国内最大級のもので、その中にさまざまなサブイベントが開催されていて、どこも人が大勢しました。

私が重点的に見て回ったのは、WEBマーケティング関連と、スマホ関連のブースでした。そこで大きな流れとして感じたことをあげてみると・・・

  • アドネットワークはひと段落
    ヤフー、グーグルはもちろん、マイクロアド、アイモバイルなど、さまざまな広告ネットワークがありますが、どんどん新しいものが出てきていた以前に比べて、少し落ち着いた感じがあります。
  • オムニチャネル志向のサービスが増えた
    オムニチャネルとは、オンラインやオフラインを問わず、顧客の情報を統一して管理、活用しようという考え方、あるいはシステムになります。例えば、同じ人がネットショップと実店舗の両方を利用することは普通にありますが、例えば店舗での購買履歴に応じて、ネットでのおすすめ商品を変えるなどの取り組み、と言えばわかりやすいでしょうか。
  • ビーコンが面白そう
    スマホのアプリと連動させ、そのスマホがいま店舗内のどこにあるのかといったことを調べるツールとしてビーコンというものがあります。手のひらサイズの機械なのですが、このビーコンを例えばスーパーのあちこちに設置しておけば、ターゲットがスマホでアプリを立ち上げている場合、その人が店内のどこを歩いたのか、そして最終的に何を買ったのか、といったことが手に取るように記録、分析することができます。
    さらにこのデータを前述のオムニチャネルのシステムと連結させたり、広告配信システム(DSP)と連結されることで、例えば実店舗内での回遊状況により、例えばドリンクコーナーのこの棚のあたりをよく見ていたなどがわかれば、ネット上でドリンクの広告をたくさん配信する、といったことも可能になってくるでしょう。
このように、技術の進歩は目覚ましく、いろいろなデータが統合・活用される直前、というのが現時点です。いろいろなものが連動することで、本当に面白いことが実現できそうです。

SEO対策はより本質的なものに

一昔前の「SEO対策」といえば、外部リンクをいかに多く獲得するかと同義語であった時期がありました。そのため、専門のSEO業者に頼むと、その業者が保有ないしは組織化している数千・数万のブログや機械的に作成したサイトから一斉にリンクが張られ、どんなサイトでも一気に狙った検索キーワードで上位表示ができるという時代がありました。

しかし現在ではグーグルも外部リンクを一定程度検索順位に反映させているとしても、その重要性は減少しています。むしろ他のサイトにいない、重要な情報がいかに的確に、整理されて掲載されているのか、というのが重要になっています。

となると、重要になるのは、サイトに掲載する高品質な情報を、いかにコストをかけずに作りだし、定期的な情報発信を行うかということになってくるかと思います。そのためには、在宅のライターなどに記事単位でライティング作業を発注し、CMSを組み込んだウェブサイトに記事をちょこちょこと追加していったり、ある部分では自動化したり、ということがウェブサイト運営におけるSEO対策ということになってきます。

これはもはや小手先のテクニックではなく、ウェブサイトにおける情報提供活動そのものになってきますね。そういうことでよいのだと思います。

スポンサードサーチ・モバイル向け(ガラケー)サービスが終了

4月28日付で、ヤフーより、スポンサードサーチのモバイル向けサービスが終了するとのアナウンスがありました。

5月29日をもって、いわゆるガラケー向けのヤフーで表示されていた広告の配信がストップとなります。身の回りではスマートフォンが普及しているとはいえ、まだガラケーを使っている人はそこそこいると思います。それでもやはり今後、ガラケーは衰退していくということなのでしょう。

実際、ガラケー向けの広告のパフォーマンスは1年ほど前から急激に悪化しており、替わってスマホが隆盛を極めています。時代の流れですね。