月別アーカイブ: 2014年1月

検索キーワード広告のリマーケティング

ネット広告の進化は止まるところを知りません。

弊社においても、多くのお客様に「リマーケティング広告」の有用性をお伝えし、実際にご導入をしていただき、成果を上げておりますが、最近さらに一歩進んで、検索キーワード広告のリマーケティングをご提案することがでてきました。

検索キーワード広告のリマーケティングとは、「自社のホームページを訪れたことがある人」に限定し、検索キーワード広告を掲出することができる、という広告です。その際のキーワード広告の入札単価を、通常より高めに設定しておくことで、「自社のホームページを訪れたことがある人」に向けては、検索キーワード広告をより上位表示させるというものです。

これは、「自社のホームページを訪れたことがある人」は、「自社のホームページを訪れたことがない人」よりも、コンバージョン率が高いだろうという推定によるものです。もちろんこれがハマる場合と、ハマらない場合もあると思いますが、こういう手法があるということも、知っておいて損はないと思います。

広告プランニングは本当に難しい

ネット広告といえば、検索キーワード広告だけを考えていけば良かった時代は終わりを告げ、もはや、ネット上のあらゆる広告を使い倒すことで、絶対としての相乗効果を上げていくという視点が必要な時代になってしまいました。

さらに最近では、ネット広告とデジタルサイネージの連携や、スマートフォンの普及による影響なども考慮しなければならなくなってきました。例えば、電車内の広告を見て、その場でスマホで検索をして詳細を知る、という行動も、特に高所得者(ビジネスマンなど)に顕著に見られるようになってきました。

これまではネットのことだけを見ていればよかったのが、本当にいろいろな知識、特にリアル広告の影響も熟知をしていないと、ネット広告の企画も立てにくくなってきました。

逆に、リアル広告とネット広告がうまく連携することができれば、リアル広告で初回接触と認知を高め、ネット広告でコンバージョンさせる、ということを、お互いの利点を生かして回せるようになるはずです。

このようなことは、広告代理店よりも、むしろユーザーである事業者様のほうが、先行している事例も多いと思います。ウエディング業界でも、特に低価格業態であったり、新興企業でブランドイメージがまっさらな状態からスタートする場合、多数の会場を一手に扱う紹介デスクの場合などでは、電車内に広告を出して認知を高め、スマホで検索してもらい、店頭に足を運んでもらうという流れが必勝パターンになっています。

今後、このようにネットとリアルの本当の連動がどんどん進んでいきます。できるばけ早く取り組んで、自社の必勝パターンを見つけていきましょう。

ディスプレイ広告のさらなる可能性

ネット広告というと、いまだに「検索キーワード広告」をイメージされる方が多いと思いますが、実際には、あらゆる分野の広告キーワードでクリック単価が高騰しており、資金力の乏しい企業や商店などが、検索キーワード広告で効果を上げることが難しくなってきました。

このため、最近は弊社でお手伝いさせていただく広告主様については、検索キーワード広告に加え、最低でもリターケティング広告(グーグルではリマーケティングと呼んでいます)を組み合わせてご提案することが多いです。

さてそのリターケティング広告は、広告の種類としては「ディスプレイ広告」といわれるもので、古くはバナー広告と言われていたものでした。このディスプレイ広告の進化が尋常ではありません。

ディスプレイ広告は、「どのホームページの広告枠にバナーを載せるか」はあまり重要ではなく、「誰に見せるか」、つまり配信ターゲットの設定が肝になります。現時点では、ディスプレイ広告のネットワークを保有している会社(例えばヤフーやグーグルやマイクロアドなど)が持っているビッグデータの推定により、配信ターゲットを設定することしかが一般的ですが、今後は、自社で保有している顧客データと、ディスプレイ広告のネットワークをより手軽に連携させることができるようになると考えています。

こうなると何ができるか。例えば、自社ホームページにログイン機能を装備している場合、ログインしたという情報や、ログインしてどんな振る舞いをしたのかという情報を元に、ディスプレイ広告を配信するといったことができます。特に、ログイン後に来店予約をしたり、サービスの利用状況を細かに細かに捕捉できるような商材の場合、それ利用状況や購買履歴などを利用して、広告の出し分けが可能になってきます。つまりクロスセル、ネクストセル、アップセルといった販促がより手軽にできるようになります。

これらのノウハウはネットショップではかなり定型化されノウハウもまた事例もあります。その代表格はクリテオというディスプレイネットワークです。これについてはまた別の機会に取り上げたいと思いますが、例えば楽天などが導入しており、広告バナー内に、過去に見た商品画像が自動的に表示される、といったことを行っています。

購買意欲の強いユーザー

googleGoogleのGDN(GoogleDisplayNetwork)に配信するディスプレイ広告の掲載方法の1つに、「インタレストカテゴリ」というものがあります。これは古くからある掲載方法の1つで、ユーザーの興味・関心をターゲティングして広告を掲載するものです。

ここに最近になって新たに「購買意欲の強いユーザー」というカテゴリーができました。その中のサブカテゴリーには「コンピュータ、周辺機器」「ソフトウェア」「不動産」「家庭、園芸」「家電」「自動車、乗り物」と、比較的明快な購買行動を見込むことができるものがあります。

このカテゴリーは、最近になってひっそりと追加されていたものですが、ディスプレイ広告においてもコンバージョンを重視する場合には有効かもしれません。

これがどういったアルゴリズムで運用されているのかは不明ですが、Google検索で「パソコン 購入」「家電 価格」などと検索しているユーザーなどをターゲティングしているもかれしません。また残念ながら今のところ、結婚式場を探しているといったようなユーザーはのカテゴリーはありませんが、今後、増えてくることを期待したいと思います。