月別アーカイブ: 2013年12月

YDNのリターゲティングも拡張が可能に

12月18日から、ヤフー・ディスプレイ・ネットワーク(YDN)のリターゲティングに、類似ユーザーターゲティング機能が追加されました。

これは、リターゲティングリストに登録されているユーザー、つまり自社ホームページに訪問したユーザーと、類似しているユーザーにディスプレイ広告を見せることができる技術で、既にグーグルアドワーズでは実装されている機能です。

この機能を活用すると、自社ホームページに訪れていない、まったくの新規ユーザーに対して、ディスプレイ広告を見せることができるようになります。

通常のターゲティングではセグメントが難しい場合などに効果を発揮しそうです。

時にはペルソナも考えよう

インターネット広告を運営していると、クリック率やコンバージョン率など、あまりにもいろいろな数字がバッチリ出てくるため、数字を見ながら、まるで飛行機の計器飛行をしているような運用になってしまうことが多々あります。

もっともインターネット広告が数字で管理でき、評価されるわけですので、それはそれで日々の運用としては正しいことなのですが、そのような運用を続けていると、徐々に効果が落ちてしまっていったり、最適化するあまり、縮小均衡となり、コンバージョン数が一定以上に増えない、ということがよくあります。

そのような時には、ターゲットの「ペルソナ」を考えることも大切です。

ペルソナとは、マーケティング施策を考える場合などに、仮想の人物像をターゲットとして細かく作り上げるものです。たとえば結婚式場であれば、「ターゲットのペルソナは、大阪市内の証券会社に勤務する女性で、年齢は27歳。5歳年上の彼氏と結婚を予定していて、会場の雰囲気は邸宅風で、料理にもこだわったもてないをしたい。予算は350万円ぐらいだけで、会場がよければそれほど予算にはこだわらない」といったものです。

さらに一歩進んで、「自宅までは地下鉄と私鉄を乗り継いで約30分。電車の中でスマホで情報検索をしたり、週末はドライブに行くことも多い。雑誌よりもネットの口コミサイトをよく読んでいる」など、情報の検索方法や時間の使い方などについてもイメージすると、ネット広告のさらなる一手が見つかるかも知れません。

例えば、PCよりもスマホで、仕事帰り自宅で寝る前に検索をしているとか、週末はドライブがてら、いろいろな式場を見に行っているなど、そのようなことがわかれば、インターネット広告も、スマホへの出稿が中心で、平日の夜間と休日に予算を集めに配分しよう、といった施策につながるかもしれません。

ヤフーのスマホ向けトップページにもYDN

ヤフーといえば、日本でいちばん閲覧されているポータルサイトです。

そのトップページと言えば、もはやマスメディアといっても良いほどです。
例えばヤフーのトップページの顔である「ヤフートピックス」にニュースが掲載されると、一瞬にして日本全国にそのニュースが知れ渡ります。
そのぐらい、ヤフーのトップページというのは価値があります。

そのヤフーのトップページに広告を掲載したら、いったりいくらかかるのでしょうか。

実は、ヤフーのスマートフォン向けのトップページであれば、1クリックあたり20円から、広告を掲載することができます。
これは、ヤフーが提供しているYDN(ヤフー・ディスプレイ・ネットワーク)という広告ネットワークの1サービスとして、スマートフォン向けのトップページの上部および下部の広告枠を提供しているからです。

一般にはあまりまだ浸透していませんが、だからこそ、この枠に広告を出す価値は高いと考えています。
特に結婚式であったり、ドレスレンタルであったり、女性がターゲットになるような業種の場合、スマートフォンとの親和性が高いですので、ヤフーのスマートフォン向けのトップページに広告を出すことは、テレビCMや、雑誌広告にも匹敵する注目を集めるものといっても過言ではないでしょう。

リターゲティングの逆バージョン

グーグルアドワーズの「リマーケティング」であったり、ヤフープロモーション広告の「リターゲティング」であったり、マイクロアド広告の「リターゲティング」であったりと、行動ターゲティング広告の中では、リターゲティング機能の活用がポピュラーです(アドワーズはリマーケティングと名乗っていますが、機能的にはリターゲティングと同じです)。

リターゲティング機能は、一度、自社のホームページを訪れたユーザーに対して、広告配信サーバーがcookieを送り込むことで、そのユーザーが、ディスプレイネットワークの広告枠がある、いろいろなホームページを見ている時に、ホームページへの再訪を促すバナー広告を掲出するという機能のことです(このリターゲティング機能を活用した広告のことをリターゲティング広告といいます)。

リターゲティング広告は、比較的安価なクリック単価で出稿できることや、一度ホームページを閲覧したユーザーに向けてのみ見せる広告ですので、ディスプレイ広告の中では比較的クリック率が高く、コンバージョン率も良いことが多いため、検索キーワード連動型広告と併用することが多くなっています。

さてこのリターゲティング広告も進化を遂げており、「一度もホームページを訪れていないユーザーに、ディスプレイ広告を掲出する」という、「リターゲティングの逆」ができるようになってきました。

この「逆リターゲティング」ですが、まったくの新規ユーザーのみに広告を見せることができますので、新規ユーザーの自社ホームページへの誘引を行いたい場合に最適です。さらに性別や年代などでセグメントすることで、特定の属性を持った新規ユーザーを誘引することも可能になってきます。まずは新規見込み客と接点を持ちたい場合には最適な広告配信方法かもしれませんね。